【歯と歯の間にすき間がある歯並びはマウスピース矯正で治せる?】
歯と歯の間に不自然なすき間があると、見た目があまり良くありませんよね。
食べ物も詰まりやすく、不便を感じることも多いことでしょう。
そんなすき間のある歯並びをマウスピース矯正で治したいという患者さまは当院にもたくさんいらっしゃいます。
そこで今回は、歯と歯の間にすき間がある歯並びをマウスピース矯正で治す方法について、
松戸の森山デンタルオフィス・矯正歯科がわかりやすく解説します。
歯と歯の間にすき間があるのは異常?
歯と歯の間にすき間がある歯並びを専門的には「空隙歯列(くうげきしれつ)」、
一般的には「すきっ歯」と呼び、永久歯列でそのような症状が認められる場合は、正常ではありません。
矯正治療によって改善した方が望ましいといえます。
ちなみに、子どもの歯で構成される乳歯列期は、
次に生えてくる大人の歯のためのスペースが存在しており、正常であっても不自然なすき間が生じています。
すきっ歯はマウスピース矯正で治せます
歯と歯の間にどのくらいのすき間があるのかにもよりますが、
すきっ歯は基本的にマウスピース矯正で治すことができます。
インビザラインの技術は年々進歩しており、幅広い症例に対応できるようになっておりますので、
すきっ歯の症状にお悩みの方は当院までご相談ください。松戸の森山デンタルオフィス・矯正歯科では、
日本で22名しかいないインビザライン指導医が治療計画監修いたします(2022年1月現在)。
すきっ歯を放置するリスクは?
歯と歯の間に不自然なすき間があるすきっ歯を放置すると、以下に挙げるようなデメリット・リスクが生じます。
◎口元のコンプレックスになる
奥歯の方にすき間がある場合はそれほど気になりませんが、前歯にすき間があるとかなり目立ってしまいます。
とくに上の前歯にすき間がある「正中離開(せいちゅうりかい)」という歯並びは、
口元のコンプレックスになりやすいため要注意です。
◎食べ物が詰まりやすい
すきっ歯の人の多くは、食事の度に食べ物が詰まることをストレスに感じています。
毎食後、デンタルフロスや爪楊枝を使って、歯と歯の間に挟まった食べかすを取り除けば良いのですが、
正直に言って面倒ですよね。マウスピース矯正で歯と歯の間を埋めてしまえば、そのような苦労をすることもなくなります。
◎発音が悪くなる
これはすべてのすきっ歯の人に言えることではないのですが、
歯と歯の間にあるすき間が広いと、行き漏れが生じて発音が悪くなることもあります。
とりわけ前歯のすき間は発音障害の原因となりやすいです。
すきっ歯をマウスピース矯正で治す方法
すきっ歯をマウスピース矯正で治す方法は至ってシンプルです。
空隙歯列の場合はスペースが余っているため、健康な歯を抜く必要がありません。
多くのケースでそのまま実際の矯正治療へと進むことができます。
インビザラインですきっ歯を治す場合は、
カウンセリング、精密検査、デジタルシミュレーション、治療計画の立案・説明、マウスピースの製作、
といった流れで治療が進行します。
マウスピースが完成したら、2ヵ月に1回くらいの頻度で通院していただきながら、
マウスピースの交換は患者さまご自身で行っていただきます。
まとめ
今回は、歯と歯の間にすき間がある歯並びをマウスピース矯正で治す方法について、
松戸の森山デンタルオフィス・矯正歯科が解説しました。
当院なら歯並び全体をマウスピースで矯正する「インビザライン・フル」や
前歯のみを矯正する「インビザラインGO」に対応しておりますので、関心のある方はいつでもお気軽にご相談ください。
【関連リンク】
https://www.moriyama-kids.com/mouthpiece-orthodontics/
【執筆・監修者】
森山 貴
森山デンタルオフィス新松戸 おとなこども歯科・矯正歯科 院長
東北大学歯学部 卒業
日本顎咬合学会 認定医
国際口腔インプラント学会 認定医