【歯の知識①】
歯の役割と仕組み
歯は、身体にとって大切な役割を担っています。その役割と仕組みをご説明します。
歯について
“食べること”以外の歯の大事な役割
食事やおやつの時に、食べ物を細かく噛み砕いて消化しやすくする役割はもちろん、
実は「発音を助ける」「表情を作る」「体の姿勢やバランスを保つ」「ものを噛むことで脳に刺激を与える」など、
私たちの毎日の暮らしに不可欠な役割も担っています。
正しい歯磨きとアイテム選びで歯をいつまでも健康に保ちましょう。
子供の歯「乳歯」
乳歯の役割と種類
乳歯は全部で20本。乳歯が生えることでものを噛むことができるようになり、顔の形も整います。
子どもにとっては「自分で食べる力をつける」役割も担っています。
順番や時期が異なる場合もありますが、生後8か月から下の乳中切歯、
上の乳中切歯の順に生え、そのあと前から奥へと順に、2~3年かけて生え揃います。
乳歯は、むし歯の進行が早く、この時期のむし歯や歯並びの問題は次に生えてくる永久歯に影響しますので、
歯磨きの実践と歯科医院での定期健診を心がけましょう。
乳歯の種類
生えかわりの仕組みとその時期
個人差はありますが、一般的に6才前後から6~7年かけて乳歯から永久歯へと生えかわります。
あごの中で永久歯が時間をかけて成長します。
永久歯の根が作られ始め、乳歯の根が少しずつ溶かされます。
乳歯の根が溶けてなくなると、乳歯が抜け落ち、永久歯に生えかわります。
【関連リンク】
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【執筆・監修者】
森山 貴
森山デンタルオフィス新松戸 おとなこども歯科・矯正歯科 院長
東北大学歯学部 卒業
日本顎咬合学会 認定医
国際口腔インプラント学会 認定医