【セラミック治療の相場は?】
歯科でのセラミック治療は自費診療です。自由診療とも呼ばれ、値段は歯科医院によってもさまざま。
歯科医院によって値段が違うのであれば、できるだけ安く抑えたいですよね。
そこで今回は【セラミック治療の相場は?】値段の比較や治療技術の良し悪しなどをご説明いたします。
セラミック治療の種類
歯科でいう「セラミック治療」は厳密に言うといくつかに分けられます。
材料の種類やセラミックの大きさによっても値段が異なります。
大きさは2つに分けられ、詰め物か被せ物のどちらか。
詰め物はインレーと呼ばれ、歯の一部失ったところを部分的に覆う詰め物。
被せ物はクラウンと呼ばれて歯を全体的に覆いかぶせる被せ物になります。
材料はハイブリッドセラミック、ジルコニアセラミック、オールセラミックの3つに分けられます。
ハイブリッドセラミックは3つのなかでは一番安価。
プラスチックとセラミックをハイブリッドさせたタイプなので、コストが抑えられています。
ただその分、保険で使用されるプラスチックも入っているのでセラミックよりは着色がしやすく、摩耗しやすい点もあります。
ジルコニアセラミックは、人工ダイヤモンドであるジルコニアを内側にして強度を保ち、
外側にセラミックを焼き付けたものです。費用はオールセラミックの3分の1程度に抑えられます。
オールセラミックはその名の通りすべてセラミックでできたもの。
より自然で美しい歯に仕上げることができます。費用は一番高いものの、見た目の違いに驚くことでしょう。
自由診療の白い被せものはセラミックのほかにジルコニア、メタルボンドなどもあります。
セラミックの寿命
セラミックの寿命は材料によっても異なりますが、10〜20年程度と言われています。
寿命が長くなるか短くなるかは患者さん次第。歯が悪くなった原因はどこにあったでしょうか。
もし、悪くなったときと同じ生活スタイルで過ごしているのであれば原因が除去されていないため治療を繰り返すことになります。
食生活、適度な運動、十分な睡眠、ストレスのコントロール、ご自身によるお口のケア、
歯科医院を定期的に受診するなどでも歯は長持ちするのでこれからは治療にならないように予防していきましょう。
【関連リンク】
https://www.moriyama-do.com/docs/
【執筆・監修者】
森山 貴
森山デンタルオフィス新松戸 おとなこども歯科・矯正歯科 院長
東北大学歯学部 卒業
日本顎咬合学会 認定医
国際口腔インプラント学会 認定医